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2023-01-26

法人におすすめの資金調達7選!それぞれの特徴を詳しく紹介

企業が資金調達するタイミングは、主に起業・事業拡大・経営難の3つが挙げられます。

一般的に法人の資金調達先で真っ先に思い浮かぶのは、銀行や公的金融機関だと思います。

確かに低金利で高額の資金調達が可能になる場合がありますが、早急に現金が必要な時や税金を滞納してしまっている時に、銀行や公的金融機関では審査に通過するのが厳しいでしょう。

法人経営者には、さまざまな形で訪れる資金ニーズに最適な資金調達方法を選択することを求められます。

今回の記事では、法人経営者におすすめする7つの資金調達方法を紹介します。

つなぎの資金が必要な場合や、事業拡大に伴う資金の調達方法、経営難に陥った際のスピーディーな資金調達方法など、それぞれの特徴をよく理解したうえで、自社にあった方法を検討してください。

法人におすすめする7つの資金調達方法とは?

経営者におすすめする7つの資金調達方法を、資金調達の目的・調達コスト・調達までにかかる期間・審査基準ごとにわかりやすく表で解説します。

資金調達の目的 手数料・金利 調達までの期間 審査基準
銀行融資 低金利で多額の資金調達 2%〜3% 1週間〜1ヶ月 事業状況や実績
ビジネスローン 短期運転・つなぎ資金 年利5%〜18% 最短即日 返済能力・事業の将来性
公的融資制度 長期運転資金 年利1%〜2% 3週間〜1ヶ月 対象要件を満たしているか
補助金・助成金 返済不要の資金調達 なし 1ヶ月〜1年以上 国や自治体の政策に適っているか
ベンチャーキャピタル スタートアップ時の資金調達 なし(配当金あり) 1ヶ月〜1年 事業の将来性
クラウドファンディング 資金調達と支援者の確保 調達額の10%〜20% 3日〜2ヶ月以上 支援したくなる内容であるか
ファクタリング 売掛金の先払いによる早期資金調達 1%〜20% 最短即日 売掛先の信用度が高い

下記にて、それぞれの詳細な資金調達方法の仕組みを解説していきます。

低金利で多額の融資が見込める銀行融資

銀行融資とは、法人の資金調達方法としてもっとも一般的な手法です。理由としては低金利で高額融資を受けられる可能性もあり、日本政策金融公庫よりも審査期間が短くなるからです。

しかし、会社規模や経営状況による審査基準は厳しく、審査に通過するのは容易ではありません。それでもなお、実績を積むことができれば審査を通過する可能性を高めることができます。

日本政策金融公庫や信用金庫など、融資を受けやすいといわれている機関で返済実績を積んでおくと効果的です。

最短即日融資が可能なビジネスローン

ビジネスローンとは、民間の金融機関や消費者金融が提供する融資サービスです。

法人・個人事業主を問わず利用ができるうえ、即日融資が可能な資金調達の早さが魅力の一つで、コンビニATMで使えるローンカードを発行すれば、利便性の高さは抜群です。

しかし、金利の高さや限度額の低さがデメリットとなる場合もあるため、少額のつなぎ資金として利用する場合におすすめです。

借入実績を積みやすい公的融資制度

公的融資制度とは、政府や自治体など公的機関が行う融資です。営利目的ではなく、雇用の促進や地方活性化などを目的としている機関のため、事業拡大を図る法人企業に対して積極的に融資を行います。

日本公庫の審査に通過すると借入実績が残るため、他の金融機関の審査に通りやすくなるメリットがあります。

民間の金融機関の審査が厳しい場合には、まず日本公庫の融資制度を利用して借入実績を積むことをおすすめします。

返済不要の資金調達が可能な補助金・助成金

補助金・助成金とは、条件を満たして審査に通過すれば、融資とは異なり返済義務がなく、投資とも異なり投資家に対するリターンもないため、条件に当てはまる場合は率先して活用したい資金調達方法です。

しかし、補助金の注意点として、多くの補助金は後払い制となっていることを念頭に置く必要があります。すぐに資金調達が可能になるわけではないため、注意が必要です。

助成金の注意点としては、審査に必要な書類に整備や保管・労働保険の滞納がないか・管轄労働局が行う実地調査を受け入れるかなど、多くの条件を満たす必要があるため、時間と労力を要します。

メリットが大きい分、それなりの準備は必要です。

資金援助と経営アドバイスが期待できるベンチャーキャピタル

ベンチャーキャピタルとは、スタートアップ企業、成長段階の未上場企業に対し将来の成長を見込んで投資をする投資専門会社です。

ベンチャーキャピタルが投資を行う目的は、投資先の企業が成長したあとに株式・事業売却をし、当初の投資額と売却額の差額で利益を得るためです。

出資資金については返済義務はありませんが、事業に失敗した場合は投資資金の回収ができないため、株式買取を迫らせるリスクもあります。

一方で、資金調達ができるというメリット以外に、企業を成功に導くためビジネス面でのサポートも行っています。

資金だけではなく支援者も獲得可能なクラウドファンディング

クラウドファンディングとは、ネット上で企業が提示する事業の将来性に期待する不特定多数の人から、資金を援助・協力してもらう資金調達方法です。

人を惹きつけるアイデアやサービス内容によっては、多額の資金調達を行える可能性があります。支援者に対する見返りとしては、商品やサービスの提供が基本です。

ただし、支援者にとって魅力のあるアイデアやサービス内容でなければ、当然支援者は増えず、目標とした資金は確保できません。

より多くの支援者を募るためにも、他にはないサービスやリターンを明確に提示する必要があります。

売掛債権を現金化するファクタリング

ファクタリングとは、自社が保有する売掛債権をファクタリング会社に売却し、期日前に資金調達を可能にする方法です。売掛債権の売却となるため、融資とは異なり負債も生まれず、審査基準も異なります。

審査基準としては、売掛先の企業の信用性が重要視されるので、自社の経営状況が悪化し、他の金融機関から融資を受けるのが難しい状況であっても、利用できる可能性が高いのが特徴です。

契約内容によっては、ファクタリングを利用したことが取引先に知られてしまう可能性もあるため、その場合は取引先からの信用が落ちてしまうリスクもあります。

法人の資金調達はファクタリングがおすすめ!

ここまで紹介した7つの資金調達方法のなかでも、特に法人におすすめしたい資金調達方法はファクタリングです。

ファクタリングの特徴やメリットを理解したうえで資金繰りを円滑にしましょう。

ファクタリングの特徴

  • 売掛債権を期日前に現金化できる
  • 即日から資金調達が可能
  • 賃貸対照表のスリム化が可能
  • ノンリコース契約を結ぶことができる

ファクタリングは、売掛債権さえあれば法人や個人事業主を問わず資金を調達することができます。

資金調達までの期間もほかの調達方法に比べて非常に早いというメリットも魅力的です。

売掛債権を期日前に現金化できる

ファクタリングは、売掛金を期日前に現金化できる点が魅力の一つとして挙げられます。

売掛金の性質上、売掛債権を手に入れてから実際に現金化できるまでに数ヶ月ほどかかる場合があり、企業によっては売掛債権を回収する前に資金が枯渇してしまい、黒字倒産してしまう可能性があります。

その一方で、ファクタリングを利用することにより資金を潤沢にし、キャッシュフローを改善することができます。

即日から資金調達が可能

ファクタリングは、取引先の信用力により最短即日から資金調達が可能というメリットがあります。銀行や日本政策金融公庫で融資を受けた場合は、数週間から数ヶ月の期間が必要です。

資金調達の早さにより、自社の資金繰りを好転させる効果が期待できます。

賃貸対照表のスリム化が可能

ファクタリングは、売掛債権を売却する資金調達方法のため、ファクタリングで調達した資金は負債として計上されず、決算書の賃貸対照表をオフバランスすることでスリム化できます。

決算書の内容が良ければ、上場会社であれば多くの投資が集まるようになり株価が上昇します。中小企業の場合は、決算書を改善することで融資を受けやすくなるメリットが生まれます。

ノンリコース契約を結ぶことができる

ファクタリングは、取引先がお金を支払わなかった場合や、突然倒産してしまった場合に、自社が一切責任を負わなくてもいいノンリコース契約を結ぶことができます。

万が一不測の事態や倒産などにより売掛金が回収できなくなっても、回収できなかった資金は特別な事情がない限り、ファクタリング会社が責任を負うことになります。

このため、ファクタリングを利用することで売掛債権の未回収リスクを回避するという使い方もできます。

まとめ

今回の記事では、法人の経営者におすすめする7つの資金調達方法を紹介しました。

どの資金調達方法を見ても、それぞれにメリットやデメリットはあるため、企業の財務状況に合致した方法を選択することが重要となります。

資金が必要になった際に切れる資金調達方法のカードを複数持っているということはは、会社が軌道に乗っているときには確実に成長し、会社が窮地に陥った際には立て直すことができます。

完全オンライン型の『QuQuMo』では、手続きはすべてオフラインで行えるため、急な資金調達が必要になった場合でも、最短2時間で資金調達が可能です。

万が一売掛先が倒産した場合でも、自社に対する請求が一切ないノンリコース契約を結ぶことができます。

また、必要書類も2点のみと少ないため、面倒な手続きが苦手だという方でも安心して利用ができます。

QuQuMoのファクタリングについて気になるという方は、ぜひお気軽にお問合せください。