• HOME
  • コラム
  • 借入より良い?建設業にファクタリングがおすすめな理由を5つ紹介!

2022-09-07

借入より良い?建設業にファクタリングがおすすめな理由を5つ紹介!

建設業は、構造的に資金繰りが難しい業界です。
大企業であっても、資金難で倒産に至るケースがあるほどで、個人経営や中小企業にとってはさらに深刻な課題となっています。

こうした背景から、注目されているのが「ファクタリング」です。

ファクタリングとは、売掛債権を専門会社に売却することで、スピーディに資金化できるサービス。
銀行融資と違い、審査のハードルが低く、手元資金を素早く確保できるのが大きなメリットです。

近年では、ファクタリングを導入して経営を立て直した建設業の企業も増えており、資金繰り改善の手段として広がりを見せています。

今回は、建設業の資金繰りが厳しくなる理由と、ファクタリングがなぜ効果的なのかを詳しく解説します。
ファクタリングに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

建設業の資金繰りを難しくしている要因を3つ紹介

建設業 資金繰り
はじめに、なぜ建設業では資金繰りが難しくなってしまうのかについて、資金繰りを難しくしている要因を3つ紹介していきます。

以下では、1つずつ詳しく紹介していきますので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

建設業界では請負負担が当たり前

建設業では、報酬が工事完了後に支払われる「請負契約」が一般的です

請負負担とは、工事が完了した後に報酬を支払うという契約となっており、建築物が完成するまで支払いが行なわれません

人件費を含め、工事期間中にも支払いが発生してしまうため、ある程度の資金の蓄えがないと、工事期間中にお金が足りなくなってしまうということも十分に考えられます。

建設業界ではこれが当たり前となっていますが、企業の資金繰りを難しくしている要因として1番に挙げられるのがこの問題といっても良いでしょう。

材料・外注費用が建て替えになることが多い

建設業では、材料費や外注費を工事前に自社で立て替えるケースが多く、これが資金繰りを難しくしている大きな要因です。

通常、報酬は工事完了後に支払われるため、工事中の費用は事前に準備する必要があります

資金に余裕がなければ、借入に頼って工事を始める企業も少なくありません

このように、仕事を進めるためにまず資金を確保しなければならないという構造が、建設業に特有の資金難を生み出しています。

1つの案件で複数の業者とのやりとりになる

建設業では、1つの工事に複数の専門業者が関わるのが一般的です。建物が大きくなるほど外注先も増え、その分、外注費の準備が大きな負担となります

さらに、建設業は工事完了後に報酬が支払われる「後払い」が基本です。そのため、工事に必要な材料費や外注費を先に用意しなければならないのが現実です。

このような仕組みが、資金繰りを一層厳しくし、個人事業者や中小企業だけでなく、大企業であっても経営を難しくさせる要因となっています。

建設業でも利用者の多い「ファクタリング」とは?

factoring
ファクタリングとは、企業が持つ「売掛債権」(未回収の請求書)を専門の業者に売ることで、本来の入金期日より早く現金化する金融サービスです。

建設業では、元請けからの入金期間が長く、資材費や人件費などの先行する支払いが多いため、資金繰りが厳しくなりがちです。

ファクタリングを利用すれば、このような課題を解消し、必要なタイミングで必要な現金を確保できます。

例えば、「大型工事を受注した際、先に多額の材料費を支払ったものの元請けからの入金が数か月後になる」といった場合にファクタリングを利用すると良いでしょう。

ファクタリング会社が売掛金を買い取ることにより、最短即日で現金を確保し、スムーズに次の工事や支払いに充当できます。

ファクタリングには2種類の方法がある

ファクタリングの方法は「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の2種類です。

2社間ファクタリング

2社間ファクタリング
2社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社の2社間で取引を行う方式であり、次のような特徴があります。

  • 売掛先への通知が不要
  • 現金化まで即日~数日
  • 手数料が高め

3社間ファクタリング

3社間ファクタリング

一方の3社間ファクタリングは、利用者・ファクタリング会社・売掛先の3社が関与する方式で、以下のような特徴があります。

  • 取引先への通知が必須・承諾も必要
  • 現金化まで数日~1週間
  • 手数料が安くなりやすい

建設業におすすめのファクタリング会社5選

ここでは、建設業におすすめのファクタリング会社を5つに厳選してご紹介します。各社の詳細をお伝えする前に、比較しやすい一覧表をご用意しました。

会社名 QuQuMo(ククモ) ベストファクター ビートレーディング けんせつくん 土建くん
買取可能金額 上限なし 15万円以上 上限なし 記載なし 50万円~5,000万円
手数料 1%~ 2%~ 2%~ 2%~ 3%~
入金期間 最短2時間 最短即日 最短2時間 最短2時間 最短1時間
契約方式 2社間 2社間、3社間 2社間、3社間 2社間 2社間、3社間
買い取り対象 法人、個人事業主の売掛債権 法人、個人事業主の売掛債権 法人、個人事業主の売掛債権、注文書 法人、個人事業主の売掛債権、注文書 法人、個人事業主の売掛債権

それでは、上記5社についてさらに詳しく見てみましょう。

QuQuMo(ククモ)

QuQuMo
QuQuMo(ククモ)は、業界最速級のスピードとオンライン完結に特化した、手数料1%〜の2社間ファクタリングサービスです。

手数料 1%~
調達金額 上限なし
入金までの期間 最短2時間
契約方式 2社間
買取対象 法人、個人事業主の売掛債権
必要書類
  • 請求書
  • 入出金の確認ができる通帳
運営会社 株式会社アクティブサポート

QuQuMoは、申し込みから契約、入金まで最短2時間で対応可能なため、急な支払いや、銀行融資の審査を待てない緊急の資金ニーズを満たしたい場合に最適な業者です。

買取可能額に上限がなく、建設業特有の多額の売掛金にも柔軟に対応できます。また1万円~の少額のファクタリングにも実際に対応しているため、どんな方でも利用しやすいでしょう。

また、申し込みから入金までの一連の流れがオンラインで完結し、来店や出張が不要なため、コストと手間の両方を削減できることもメリットでしょう。個人事業主(一人親方)の利用も可能で、煩雑な書類の準備が不要な点も、現場で多忙な建設業者にとって大きなメリットとなります。

取引先に利用を知られない2社間契約であるため、今後の取引への影響を懸念する必要もありません。

<特徴>

  • 入金スピードが最短2時間と速い
  • 手数料が1%~と圧倒的に低く、コストを削減できる
  • 買取金額に上限がなく、個人でも利用できる

新規登録はこちら!

ベストファクター

ベストファクター
ベストファクターは、高い審査通過率と専門的なコンサルティングを強みとする、法人・個人事業主向けのファクタリングサービスです。

手数料 2%~
調達金額 15万円~
入金までの期間 最短即日
契約方式 2社間、3社間
買取対象 法人、個人事業主の売掛債権
必要書類
  • 身分証明書
  • 請求書
  • 入出金の通帳(WEB含め)
運営会社 株式会社アレシア

ベストファクターは、建設業と物流業の取引に特に強みを持っています。

建設業界に知見のある専門スタッフが在籍しているため、他社では断られがちな長期の支払いサイトや、複雑な取引形態を持つ建設業の売掛金に対しても、業界特有のリスクを加味した柔軟な審査が可能です。

審査通過率は92.2%と高水準を誇り、急な資材費の増加で一時的に赤字決算になってしまった建設業者でも利用実績が豊富です。個人事業主へのサポートも手厚く、15万円からの少額債権から買い取りに対応しています。

<特徴>

  • 建設業や物流業の売掛債権に強い
  • 審査通過率が高い
  • 2社間と3社間両方に対応している

ビートレーディング

ビートレーディング
ビートレーディングは、業界トップクラスの取引実績8万社以上(2025年9月時点)を誇る大手ファクタリング会社で、多様なファクタリングサービスと柔軟な対応が特徴です。

手数料 2%~
調達金額 無制限
入金までの期間 最短2時間
契約方式 2社間、3社間
買取対象 法人、個人事業主の売掛債権、注文書
必要書類
  • 口座の入出金明細(直近2カ月分)
  • 売掛債権に関する書類(契約書・発注書・請求書など)
運営会社 株式会社ビートレーディング

ビートレーディングは、建設業を含む8万社以上の豊富な取引実績と強固な資金力が最大の強みです。
建設業特有の長い支払いサイト問題を解決するため、通常の売掛債権だけでなく、注文書段階での資金化が可能な「注文書ファクタリング」にも対応しています。

これにより、資材の先行発注や急な人件費の支払いに必要な資金を、売上発生前の段階で確保できます。

買取可能額に下限・上限がないため、小規模な一人親方の請求書から、ゼネコン相手の数億円規模の大型売掛金まで対応可能です。

全国5店舗に拠点を持ち、オンラインだけでなく対面での契約も選択できるため、地方の建設業者も安心して利用できます。

<特徴>

  • 8万社以上の取引実績を誇る
  • 最短2時間でスピード調達できる
  • 注文書ファクタリングに対応する

けんせつくん

けんせつくん
けんせつくんは、その名の通り建設業界専門に特化し、業界出身のスタッフが対応する独自のノウハウを持つファクタリングサービスです。

手数料 2%~
調達金額 記載なし
入金までの期間 最短2時間
契約方式 2社間
買取対象 法人、個人事業主の売掛債権、注文書
必要書類 記載なし
運営会社 株式会社WIT

けんせつくんは建設業のみを対象としており、複雑な業界事情を深く理解していることが最大の強みです。
建設業界では、資材費の高騰などで急に資金繰りが苦しくなることがありますが、けんせつくんは審査開始から最短2時間というスピードで資金を調達できます。

銀行や他社で敬遠されがちな注文書(発注書)の段階でのファクタリングに対応しており、建設業の「先出しの費用」問題を根本的に解決しています。

また、債権譲渡登記や通知を原則行わない2社間ファクタリングのため、取引先に知られる心配もありません

<特徴>

  • 建設業界に特化したファクタリング会社
  • 請求書に加えて注文書も現金化できる
  • 最短2時間のスピード入金が可能

土建くん

土建くん
土建くんは、建設業界専門のファクタリングサービスで、最短1時間入金という驚異的なスピードを誇り、緊急性の高い資金ニーズに対応します。

手数料 3%~
調達金額 50万円~5,000万円
入金までの期間 最短1時間
契約方式 2社間、3社間
買取対象 法人、個人事業主の売掛債権
必要書類 記載なし
運営会社 株式会社ワイズコーポレーション

土建くんは、建設業界の資金調達の悩みに特化して生まれたサービスであり、最大の魅力は最短1時間という圧倒的な入金スピードです

建設業は、資材の高騰や急な人件費の支払いなど、数時間単位での資金繰りが求められる場面が多々ありますが、このスピードなら安心でしょう。

また、50万円から5,000万円の範囲で買取が可能であり、小規模な一人親方から、中規模法人の売掛金まで柔軟に対応します

2社間・3社間の両方に対応しているため、売掛先との関係を考慮した最適な契約形態を選択できます。ただし、手数料は3%~と他社よりも高めの設定です

<特徴>

  • 入金まで最短1時間と速い
  • 建設業に特化し、2社間・3社間の契約方式に対応する
  • 手数料は他社よりもやや高い

建設業にファクタリングがおすすめな理由を5つ紹介!

建設業 ファクタリング
次に、建設業にファクタリングがおすすめな理由を5つ紹介していきます。

よく、建設業にはファクタリングがおすすめという噂を聞くと思いますが、具体的にどのような点がおすすめなのでしょうか。

以下では、1つずつ詳しく紹介していきます。

建設業でファクタリングの利用を検討しているという人は、ぜひチェックしてみてください。

銀行に比べて早期に資金調達が可能!

銀行融資は審査や手続きに時間がかかり、入金までに2週間〜1ヶ月以上かかることもあります。

一方、ファクタリングは最短で即日入金が可能で、急な資金ニーズにも迅速に対応できます。必要書類も少なく、手続きもシンプルなため、気軽に利用できる点も魅力です。

早期の資金調達を必要とする建設業の企業にとって、ファクタリングは非常に有効な選択肢です。

審査に通りやすい

建設業にファクタリングがおすすめな理由として挙げられるのが、審査に通りやすいという点です。

建設業にかかる費用は決して安くはなく、数百万円が必要になることもあれば、時には数千万円に上ることもあります。

そのような高額資金を自前で用意できるのであれば問題ありません。
しかし、手元に現金がないと借入に頼ることになりますが、その場合、金額が大きいため銀行からの審査の目も厳しくなりがちです。

長期間の審査を経たにもかかわらず、結果が否決となれば工事の遅延にもつながりかねないため、こうした事態は何としても避けるべきです。

一方、ファクタリングは売掛債権の売買契約であるため、銀行融資と比べて審査が通りやすいというメリットがあります。

会社の評価を落とさずに利用ができる

建設業にファクタリングがおすすめな理由として挙げられるのが、会社の評価を落とさずに利用ができるという点です。

借入の場合、借金となってしまうため結果として会社は負債を抱えるということになります。

負債を抱えている企業ということになってしまうと、企業の信頼度、評価を下げてしまうこととなり、あらゆる面で不利に働いてしまいます。

しかし、ファクタリングは借金ではなく、売掛債権の売買契約となっているため、企業評価を落とすことなく資金調達をすることが可能となります。

「会社の負債を増やさずに、評価も落とすことなく資金調達がしたい」と考えている人は、ぜひファクタリングを利用してみてください。

元請会社の倒産のリスクがなくなる

ファクタリングが建設業に適している理由の一つが、元請会社の倒産による未回収リスクを回避できる点です。

建設業では、工事完了後に報酬が支払われるため、入金前に元請が倒産すれば報酬が回収できないというリスクがあります。可能性は低くとも、完全にゼロではなく、不安が残ります。

しかしファクタリングなら、「ノンリコース契約(償還請求権なし)」が一般的で、元請が倒産しても利用者に返済義務が発生しない仕組みです。

こうしたリスクを回避し、安心して取引を進めたい建設業者には、ファクタリングの導入をおすすめします。

赤字企業でも利用が可能

ファクタリングが建設業に向いている理由の一つは、赤字企業でも利用できる点です。

資金調達といえばまず銀行融資を思い浮かべますが、銀行は返済能力を重視するため、赤字や中小企業の場合は審査に通りにくいのが現実です。

一方ファクタリングは、融資ではなく売掛債権の売買契約です。ファクタリング会社は売掛先の信用を重視するため、利用者が赤字かどうかは大きな問題ではありません。

売掛債権があれば取引が成立するため、銀行に断られた企業でも利用できる可能性が高いのです。

「赤字で融資が受けられない」と悩んでいる建設業の方は、ファクタリングの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

建設業のファクタリングはQuQuMoがおすすめ!

ファクタリング 建設業

建設業の企業でファクタリングを検討している人には、QuQuMoがおすすめです。

QuQuMoのファクタリングであれば、申し込みがオンラインですべて完結するため、スマホやパソコンを使って気軽にどこからでもQuQuMoのファクタリングが利用できます。

また、申し込みから入金まで最短2時間で入金されるため、建設業で急に資金が必要になったという人でも安心して仕事に集中することができます。

QuQuMoのファクタリングは、他社に比べて手数料も安く、個人、法人どちらでも利用することができます。

金額に上限もないため、交渉次第で高額のファクタリングが利用できるというのも、建設業に適したファクタリング会社だといえるでしょう。

以上のことから、建設業の企業の人にはQuQuMoのファクタリングが非常におすすめです。

新規登録はこちら!

まとめ

建設業の資金繰りが難しくなってしまう理由についてや、建設業にファクタリングがおすすめな理由について詳しく紹介しました。

資金繰りが難しいといわれている建設業ですが、便利なファクタリングを利用することによって、傾いていた経営が立て直せるかもしれません。

今まで銀行の融資や借入を頼らざるを得なかったという人も、ぜひ一度ファクタリングを検討してみてください。

建設業でファクタリングが気になっているという人は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。