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2024-08-23

大阪でファクタリングをおすすめする理由

大阪では資金調達の方法もさまざま存在しています。
都市銀行や地方銀行をはじめ、地域密着型の信用金庫や信用組合に融資を相談する方法や地方自治体で行っている公的融資や補助金や助成金制度を利用する方法、株式や債券の発行などもあるかもしれません。
消費者金融など貸金業者のビジネスローンを利用する方法もあります。
さらに、資金調達にはファクタリングという方法もあるのをご存知でしょうか。
この記事では、大阪での資金調達方法として、ファクタリングをおすすめする理由をご紹介していきます。

■大阪でおすすめしたいファクタリングとは

ファクタリングは、売掛債権など支払期日が未到来の債権を、ファクタリング業者に債権譲渡することで、支払期日が到来する前に現金化する資金調達方法です。
ファクタリング業者は審査を行い、買取ができると判断すると債権の売買契約を締結し、手数料を控除したうえで現金を支払ってくれます。
支払期日が到来したら、売掛先から支払われる代金をファクタリング業者が回収することになるため、利用者は受け取ったお金を返す必要はなく自由に使うことができます。
そのため、手数料は資金回収ができなくなるリスクを踏まえて決定されるのが一般的です。
資金回収の可能性が高いほど手数料は安くなり、資金回収できないリスクが大きいほど手数料は高くなります。
ファクタリングには大きく分けて2つの方法があります。
三者間ファクタリングと二者間ファクタリングと呼ばれる方法です。
以下で、その特徴とおすすめのケースをご紹介します。

・手数料が安くなる可能性が期待できる三者間ファクタリング

三者間ファクタリングとは、売掛先に通知を行うか、承諾を得て行う方法です。
債権者が利用者からファクタリング業者に移転することを知らせるので、支払期日が到来した際には、利用者ではなくファクタリング業者に代金を払うことになります。
ファクタリング業者は、売掛先に直接資金回収できるため、利用者の資金繰りが悪化していても、売掛先が優良であれば買取に応じてくれます。
また、売掛先が優良であれば、手数料が安くなるのもメリットです。
優良な売掛先を有していて、できる限り手数料を抑え、より多くの金額を現金化したい時におすすめです。

・売掛先に知られずに行える二者間ファクタリング

二者間ファクタリングは、売掛先に通知することなく、ファクタリング事業者と利用者だけで債権譲渡を行う方法です。
審査を行い、手数料を控除したうえで買取代金が利用者に支払われます。
支払期日が到来したら、売掛先は何も知らないので、約束通り利用者に代金を払います。
代金を受け取った利用者は、その代金をファクタリング業者に支払うことでファクタリングの取引が完了する方式です。
売掛先への通知や承諾といった手続きが不要なので、よりスピーディーに現金を手に入れることができます。
そのため、最短期間で現金が欲しい場合におすすめです。
また、売掛先にファクタリングすることを知られたくない場合にも二者間ファクタリングが適しています。
たとえば、売掛先が支払相手がファクタリング業者に代わることに抵抗を持ちそうなケースやそれをキッカケに取引を停止されてしまうおそれを感じる時などは、二者間ファクタリングのほうが無用なトラブルを招かないので安心です。
二者間ファクタリングでは、売掛先の支払能力が高くても、利用者が支払期日までに倒産してしまうと、ファクタリング業者が資金回収できなくなるため、利用者の審査が重要となり、リスクを踏まえて手数料が高くなる傾向があります。

■金融機関による融資に比べたメリット

Businessman hand point to tick correct sign mark in checkbox for quality document control checklist and business approve project concept.

大阪で資金調達をするというと、真っ先に思い浮かぶのは銀行など金融機関からの融資かもしれません。
ですが、融資を申し込んでも審査に通らない、審査に通っても思った金額の融資が受けられないと困っている企業や個人事業主も多いのではないでしょうか。
そんな時にもファクタリングはおすすめです。
金融機関による融資と比べて、どのようなメリットがあるのか確認していきましょう。

・スピーディーな資金調達

銀行や信用金庫などに融資を相談してからどのくらいの時間で融資をしてもらえたでしょうか。
窓口で相談する場合や事務所に銀行員がやってきて相談したうえ、その場で無理と言われることもあれば、事業計画書などの作成を求められることもあります。
経営者との面談や職場や工場の訪問によるチェック、従業員へのヒアリング調査などが行われることも少なくありません。
審査までの準備だけでも、数週間から1ヶ月ほどかかってしまうこともしばしばです。
事業計画書や返済計画のための資金計画書などをようやく作成して申請を行い、審査をしてもらい、審査が通ってようやく融資が実行されます。
かなりの時間と手間がかかるので、すぐに資金調達をしたいニーズがある場合には不向きです。
これに対してファクタリングの場合、ファクタリング業者にもよりますが、最短即日で審査が終わって即入金されるケースもあります。
売掛債権の買取となるため、利用者の信用力を細かく調査する必要が金融機関からの融資に比べて低いので、スピーディーなのが便利です。

・経営状態にかかわらず審査に通りやすい

金融機関からの融資では、不良債権化は避けたいので審査が厳しくなります。
特に中小企業や零細企業、個人事業主には敷居が高いです。
ファクタリングの場合、売掛先の支払能力に依存する部分も高いので、利用者の資金繰りが悪化していたとしても審査に通る可能性があります。

・返済する必要がない

金融機関から融資を受けると、毎月元利金を返済しなくてはなりません。
利息も発生し、完済するまで長期間にわたって返済に苦しむことになります。
これに対して、ファクタリングはあらかじめ手数料を控除されますが、後は自由に使えます。
返済する必要はなく、支払期日が来たら、売掛先から支払われた代金をファクタリング業者に支払うか、直接ファクタリング業者が売掛先から代金を回収して終わりです。
一度得たお金を返済しなくて良いのがメリットです。

■補助金や助成金の利用には注意をしよう

近年は、国や地方自治体などの補助金や助成金の種類も増えており、利用できる制度を利用したいと考えている企業も多いのではないでしょうか。
大きな災害などがあった際に緊急で支援される補助金などであれば、すぐに交付されるケースもありますが、補助金や助成金は申請の手間がかかり、審査や交付までにかかる時間が長いのがデメリットです。
そもそも、目的や条件が合わないと申請ができませんし、募集期間でないと申請ができないうえ、募集期間内でも予算に達すると締め切られる場合もあります。
必要性を感じたからといって、必ずしも応募できないのもネックです。
申請にあたって、事業計画書の作成などが求められ、手間と時間がかかります。
さらに申請してから、審査結果が出るまでにも1ヶ月から2ヶ月という長い時間を待たされることも少なくありません。
審査で合格=振り込みではなく、合格通知が来たら改めて交付申請を行い、その後1ヶ月ほどして支払いが行われるなど、交付までの時間が長いです。
近年の補助金や助成金は交付条件も厳しくなっており、事業計画に定めた目標を達成した場合や求められる成果が上がらないと交付されない場合もあります。
補助金や助成金を使った省エネ工事や設備の導入などの場合も、工事完了後や設備導入後でないと交付が受けられないケースも多いです。
つまり、補助金や助成金はあくまで後から費用の補填をするもので、得るためにはあらかじめ自社で設備投資をすることやコストと手間をかけて成果を上げないとなりません。
ファクタリングのように、必要な時に速やかに資金が得られる方法ではないため注意が必要です。

■大阪でファクタリングを活用しよう

大阪でファクタリングを利用できるのは、支払期日が到来していない債権を有している企業や個人事業主です。
どのようなケースで活用できるか、活用例を見ていきましょう。

・物販系

原材料などを卸販売している企業や製品や部品などを製造販売しているメーカー、商品を売掛取引で販売している卸売店や小売店などでは、売掛債権のファクタリングができます。
継続的に取引をしており、毎月まとめて請求をし、翌月払いや翌々月払いといった売掛債権はないでしょうか。
こうした売掛債権を買い取ってもらうことができます。
手数料を抑えるには、継続的に取引していて、かつこれまでに支払遅延などのトラブルがない取引先の売掛債権を選びましょう。
これまで問題なく支払われてきたことを証明できる取引履歴などの書類を提出すると、審査がよりスムーズです。

・サービス系

物を販売するケースだけでなく、形がない物を販売するサービス系の売掛債権もファクタリングできます。
たとえば、ビルや店舗の定期清掃サービスの毎月の請求代金、社員食堂や老人ホームの給食サービスなどの継続的な取引に関する売掛債権などです。
Web制作やシステム開発、毎月発生する保守点検費用などの売掛債権なども対象にできます。

・建設系

建設工事やリフォーム工事の工事代金債権も対象にできます。
施主が一般個人の場合は難しいですが、ビルやマンションの工事や店舗の改装工事などの代金債権のファクタリングができます。
新築工事をはじめ、工事代金は高額になるうえ、工事完了後でないと支払いを受けられないのが基本です。
支払いまでにタイムラグがあるので、人件費や原材料費、車両費やガソリン代などの支払いに困るケースも多いのではないでしょうか。
こうした際に請負の報酬請求権をファクタリングできると便利です。
建設系の場合、下請けや孫請をするケースも多いです。
下請業者から元請会社に対する報酬債権なども買い取ってもらえるケースがありますので相談してみましょう。
元請会社は大手企業であるケースも多く、手数料率が低く抑えられる期待が持てます。

・医療・介護系

病院や歯科、眼科などの各種クリニック、老人ホームやデイサービス施設、訪問介護などの介護事業所、調剤薬局などの報酬債権もファクタリングに応じているケースがあります。
医療保険や介護保険などの適用を受ける医療機関や介護事業所、調剤薬局などでは、毎月のレセプトをまとめて審査支払機関に請求を行うことが必要です。
審査を経て実際に支払いを受けるのは、毎月の請求をしてから1ヶ月から2ヶ月先です。
その間のキャッシュフローに悩んでいるなら、診療報酬債権や介護報酬債権、調剤報酬債権をファクタリングすることで、早期にまとまった資金が得られます。
審査支払機関は支払いがほぼ確実なので、資金回収不能のリスクが小さく、手数料率も低くなるのがメリットです。
三者間ファクタリングとなるのが基本で、ファクタリング業者が審査支払機関に債権譲渡の内容証明通知などを送ってファクタリングを行います。
病院やクリニックでは高額の医療機器をローンで購入している場合やリースしているケースも少なくありません。
毎月の支払いや設備投資のための現金を手に入れることが可能です。
人口の多い大阪では、介護が必要な高齢者も増え、介護事業所では老人ホームやデイサービス施設などを続々と増やしていきたいニーズもあるのではないでしょうか。
設備投資はもちろん、介護職員の増強も不可欠であり、離職を避けるためには賃上げもしなくてはなりません。
設備投資や人件費の支払いにも現金は不可欠であり、ファクタリングによる介護報酬債権の早期現金化が役立ちます。
大阪には調剤薬局もチェーンを中心の多くの店舗があり、競争も激しくなっています。
患者さんの利便性に応えるため、早朝から夜間、休日などの営業をしているケースも多く、薬剤師の確保に躍起になっている調剤薬局も多いのではないでしょうか。
人件費の支払いや業務効率化のためのシステム導入費用などを賄うにも、調剤報酬債権のファクタリングが役立ちます。

■まとめ

大阪でスピーディーに資金調達をしたい場合や借金を増やしたくない場合にはファクタリングがおすすめです。
金融機関からの融資や補助金や助成金の交付に比べて、審査が簡単で、よりスピーディーな資金調達ができます。
経営状態が悪化して資金繰りに困っている場合でも、優良債権があれば現金化ができるなどメリットも多いので、大阪での資金調達法の一つとしてファクタリングはおすすめです。