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2022-07-27

ファクタリングの審査が通らない!審査落ちする9つの理由と3つの改善方法

ファクタリング 審査落ち

ファクタリングは、期日よりも前に売掛金を売却して資金調達ができる便利なサービスですが、利用するには審査に通らなければいけません。

この記事を読んでいる方のなかには、「ファクタリングの審査が通らない!」「審査に落ちる理由を把握して対策したい」と考えている方がいるのではないでしょうか。

特に中小企業の資金調達方法として高い注目を集めているファクタリングですが、誰でも構わず利用できるものではありません。審査落ちする理由は必ずあります。

この記事では、ファクタリングの審査に落ちる理由と通過するためのポイントを解説します。

ファクタリングの審査が通らない9つの理由を詳しく解説

ファクタリング 審査落ち

さまざまな資金調達の方法が世の中にはありますが、その中でもファクタリングは抜きんでて審査に通過しやすいです。しかし、通過率が100%でない以上は通らない人もいます。

ファクタリングの審査が通過できない理由は、下記の9点が考えられます。

  • 売掛先の実態が怪しい
  • 売掛先の経営状況が悪すぎる
  • 売掛先が個人事業主
  • 二重譲渡の疑いがある
  • 法人ではなく個人で依頼している
  • 売掛債権の取引実績が不足
  • 支払いサイトが長い
  • 売掛債権が少額・高額すぎる
  • 人柄や人格に大きな問題がある

ここからは、審査落ちする理由を一つずつ詳しく解説します。

売掛先の実態が怪しい

ファクタリング会社が審査で最も重要視するポイントは、実在する売掛債権かどうかです。

そのため、売掛先の企業の実態が怪しい場合、審査落ちする可能性があります。ペーパーカンパニーや休眠会社を使う詐欺行為が横行しているため、ファクタリング会社も慎重になっているのです。

ファクタリング会社は、利用者から購入した売掛債権の手数料で利益を得ています。つまり、債権を回収できなければ、ただただ大きな損をするだけです。

売掛先の信用度は最も慎重に審査されるところなので、何度も審査落ちする場合は、売掛先が信用できる企業だと証明できる書類を集めておきましょう。

売掛先の経営状況が悪すぎる

売掛先の経営状況が悪すぎる場合も審査落ちする可能性が高くなります。

前述した通り、ファクタリング会社が最も恐れているのは売掛先から売掛債権を回収できないことです。そのため、倒産のリスクが高い企業の売掛債権は買うことができません。

売掛先の経営状況はこちらからは見えない部分ですが、もしもファクタリングで何度も審査に落ちる場合は、売掛先の経営状況に問題がある可能性もあると覚えておきましょう。

売掛先が個人事業主

個人事業主は法人よりも信頼度が低いです。

売掛先の信頼度を決める重要な指標の一つに、業務形態があります。同じ取引でも個人事業主より企業の方が信用度が高くなるため、もしも売掛先が個人だと審査に落ちる可能性が高くなります。

個人事業主は法人化しないメリットとして、赤字の場合は税金がかからない、利益が出ない場合は税負担が軽い、開業届が楽などがあります。

一方で、社会的な信用度は法人よりも低くなるため、ファクタリングに限らず金融機関からの融資も受けられないことが多々あります。

ファクタリングも売掛先が個人事業主の場合は、審査落ちするリスクが高くなります。

二重譲渡の疑いがある

売掛債権の二重譲渡は違法行為なので絶対にしてはいけません。

二重譲渡とは、一つの売掛債権を二つの会社へ買い取ってもらう行為です。つまり、複数企業で同一進行でファクタリングを進める行為を指します。

二重譲渡は故意であるないに関係なく、発覚した場合は違法行為なので罰せられます。

もちろん、複数のファクタリング会社へ依頼して見積もりを取り手数料を比較する分には何の問題もありません。しかし、同時に契約してはいけません。

契約を進めている最中に二重譲渡が発覚すれば、当然ながらそこで取り引きは中止です。確実に審査落ちすると考えていいでしょう。

法人ではなく個人で依頼している

上記で売掛先が個人事業主の場合は審査落ちする確率が上がると記載しましたが、それは利用者でも同様です。法人ではなく個人事業主からの依頼の場合、審査は通過しにくくなります。

詳しくは審査を通過しやすくするポイントで説明しますが、個人事業主でも問題なく利用できるファクタリング会社は多々あります。

自身が法人ではなく個人事業主として運営している場合は、ファクタリング会社の選定に注力するようにしましょう。

売掛先との取引実績が不足

売掛先との取引実績が不足している売掛債権の場合、審査に落ちやすくなります。

繰り返しになりますが、ファクタリング会社が審査において最重要視しているポイントは売掛債権が実在するかどうかです。

売掛債権が実在するかどうかを確認するための最良の手段は、売掛先と利用者が過去に何度も取引をしている実績を確認することです。

ファクタリングを実行する際の必要書類の中に、直近3ヶ月の入出金の記録が含まれることが多い理由は、売掛先との取引実績をチェックするためです。

過去に延滞することなく何度も取引している企業の売掛債権であれば安心、過去に一度も取引したことがない企業であれば信頼度は低くなります。

ファクタリング会社は売掛債権を回収できないリスクを最も恐れているため、信頼性が低い企業の売掛金は購入しない傾向にあります。

支払いサイトが長い

支払いサイトが長すぎる売掛債権は、審査落ちするリスクを高める要因になります。

月内の売掛金は月末にまとめて支払うのが一般的な支払いサイトですが、取引先との契約において、それ以上先の期間が設定されている場合があります。

支払いサイトが長いということは、それだけ貸し倒れのリスクが高くなることを意味します。そのため、極端に支払いサイトが長い売掛債権は審査に通過しにくくなります。

売掛債権を長期間に渡りファクタリング会社が肩代わりするのは、会社からしても大きな利益があるとは思えません。

当然ですが期限の基準はファクタリング会社の規模などにより変わりますが、多くの会社では2ヶ月以上の支払いサイトは敬遠する傾向にあります。

売掛債権が少額・高額すぎる

少額、または高額すぎる売掛債権は審査落ちするリスクを上げてしまいます。

少額すぎる売掛債権は、買い取ってもファクタリング会社の利益が少なすぎます。反対に高額すぎる売掛債権は、万が一回収できなかった時のリスクが大きすぎるため、中小企業規模のファクタリング会社は敬遠する傾向にあります。

売掛債権が極端に少額、または高額すぎる場合は、事前にファクタリング会社のホームページに記載されている買取額をチェックしてから申し込みへと進みましょう。

人柄や人格に大きな問題がある

利用者の人柄や人格に大きな問題があるとファクタリング会社が判断すれば、審査は通過できずに落ちてしまうでしょう。

3社間の場合は売掛先からファクタリング会社へ売掛金が振り込まれるので問題ありませんが、2社間の場合はいったん利用者の元へ売掛金が入金されます。

そのため、人柄や人格に大きな問題がありトラブルに発展する可能性があると判断されれば、たとえ売掛債権の存在が確認できたとしても契約は締結できません。

なぜなら、いったん入金された売掛金を利用者が使いこんでしまう可能性も0ではないからです。

売掛債権や売掛先に問題がないはずなのに審査に通過できないという場合は、ファクタリング会社へ申し込みをした際の自分の立ち振る舞いを見つめ直してみましょう。

ファクタリングの審査を通過するための3つのポイント

ファクタリング 審査落ち

ファクタリングの審査が通過しない理由を上記で9つ紹介しましたが、1つでも該当する項目がある方は早急な改善が必要です。

さらに審査通過率を高めるためには、下記3つのポイントを確認してください。

  • 信頼度が高い売掛先の債権を選ぶ
  • 個人事業主が利用できる会社を選ぶ
  • 嘘をつかず丁寧な説明を心がける

ここからは、ファクタリングの審査通過率を上げるポイントを詳しく解説します。

信頼度が高い売掛先の債権を選ぶ

ファクタリング会社は、信用度が高い売掛債権であれば進んで購入を検討します。なぜなら、売掛先が信用できれば売掛債権を回収できないリスクが低いからです。

そのため、何度も審査落ちしてしまうという方は、過去に何度も取引がある売掛先の債権を提出してみてください。債権の信用度が高ければ、審査に通過する確率は各段に上がります。

個人事業主が利用できる会社を選ぶ

ファクタリング会社の中には、対象は企業だけで信頼性が低い個人事業主とは契約を結ばないと決めているところが少なからずあります。

自分が個人事業主の場合、そのような会社は何度依頼しても審査は通過しません。個人事業主を対象に含めているファクタリング会社を選定するようにしてください。

嘘をつかず丁寧な説明を心がける

ファクタリング会社が最も恐れているのは売掛債権を回収できないことです。そのため、利用者の人柄や人格、真摯な対応をしているかどうかは重要なチェックポイントになります。

会社の業績や現状を伝える際は決して嘘をつくことなく、すべてを包み隠さずに話すことをおすすめします。

一つの小さな嘘が綻びになり、後から話すことのすべてを信用できなくなるなんてことは往々にして考えられます。嘘をつかず、丁寧な説明をするように心がけましょう。

まとめ

ファクタリングの審査が通らない理由と通過するためのポイントを紹介しました。

融資に比べれば格段にファクタリングの審査は柔軟性が高く緩いものの、それでも審査に通過できずに利用できないと悩んでいる方は多くいます。

ファクタリングの審査に通過できない時は、売掛先の状況が悪いケースが多いです。そのため、事前に売掛債権の存在を確証できる書類は多く集めておきましょう。

企業よりも信頼性が低い個人事業主でも、ファクタリング会社の『QuQuMo』であれば気軽に利用することができます。

必要書類はたったの2点だけ。さらに、スマホやパソコンがあればどこでもファクタリングができるオンライン完結型なので、来店などの手間が一切ありません。

売掛先へ通知がいかない安心の2社間でファクタリングを行いたい方は、ぜひともQuQuMoの利用をご検討ください。