2024-11-11
ブラックでも諦めないで!融資可能な消費者金融とは?
自社の資金繰りが順調な時は問題ありませんが、大変になってくるとどこからお金を借りようか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
さらに、今借り入れしているお金の返済もできず、ブラックな場合、審査を通過しない可能性も高くなるため困ってしまうでしょう。
こちらの記事では、ブラックでも融資可能な消費者金融についてご紹介します。
■ブラックの度合いによって変わる
消費者金融へ申し込む際、ブラックだと審査が通りにくいと言われています。
しかし、どの程度のブラックかどうかによって変わってきます。
・超ブラック
もし自社の資金繰りがうまくいかなくて、返済が遅延中の場合は超ブラックになってしまい、消費者金融からお金の借り入れをするのは難しくなります。
すでにお金を払えなくなって半年以上など長い期間になれば、可能性はないと思ったほうが良いでしょう。
ほかに、総量規制超えをしている場合も、法律上借り入れが難しくなります。
どんなに複数の消費者金融に申し込みをしても断られてしまうでしょう。
・ブラック
過去に61日以上または3ヶ月以上の返済が遅れてしまった場合や債務整理をした場合は、ブラックと呼び、基本的に新なローンを組む際に5年経過しなければ審査は通りません。
破産の内容によっては10年かかります。
しかし、中小消費者金融であれば借りられる可能性があります。
・申し込みブラック
資金繰りにピンチを迎えるかもしれないと思い、さまざまな消費者金融へ申し込みしてしまうと、申し込みブラックになります。
これは、短期間に複数社へ申し込みしたことが原因です。
その場合は、6ヶ月経過しなければ、基本的に新たな消費者金融に申し込みをしたいと思っても審査が通りません。
しかし、万が一6ヶ月経っていなくても、中小消費者金融であれば借りられる可能性が出てきます。
■そもそもブラックリストとは何?
さまざまなブラックについてご紹介しましたが、そもそもそういったリストがどこにあるのかと感じている方もいるかもしれません。
実際にブラックリストがあるわけではなく、個人信用情報機関に記録されている情報を言います。
もし支払いができずに3ヶ月以上できなかった場合や強制解約、債務整理をした場合はその履歴が残ってしまいます。
・3つの個人信用情報機関で共有される
これまで支払いができなかった履歴が、3つの個人信用情報機関で共有されます。
本来は加盟している金融機関しか情報を確認できないシステムになっていますが、事故情報は重大なためわけが違います。
返済能力に問題があると載っているため、審査に通らなくなってしまうのです。
・ブラックになっているか確認できる
消費者金融で借り入れをしようと思うものの、個人信用情報機関に情報が載っているかもしれないから難しいかもしれないと不安を感じている場合は確認可能です。
もし確認した時に事故情報が載っていれば、まだブラック状態です。
ブラックになってしまったら永遠にその情報は共有されそうな気がしてしまいますが、期間が決まっています。
長くても自己破産で10年になりますので、その後は情報が解除されて載っていない可能性があるので、不安があれば見てみましょう。
・過去に遅延していてもブラックではない可能性がある
どの程度消費者金融にお金の支払いを滞ってしまったのかでも変わってきますので、過去に遅延していてもしっかりとすぐに支払っていればブラックにはなりません。
うっかり支払いの期限が過ぎていて借り入れしてる会社から電話やハガキがきてすぐに支払った場合は、ほとんどの場合大丈夫です。
基本的に61日以上に延滞していなければブラックにはなりません。
■申し込みブラックについて
お金が足りないと焦っている時、どこからでも良いからある程度まとまった資金を調達したいと、いくつもの消費者金融に申し込みをしてしまう方もいます。
特に複数に申し込みをして、一番利子が安いところで借りたいと考える方も多いです。
一見別々の消費者金融に申し込みをしているから問題ないと考えがちですが、情報がわかるためさまざまな懸念がされて審査落ちとなってしまいます。
・よほど困っていると判断される
多少お金が足りない程度であれば、1社に申し込みをすれば十分だと判断されます。
しかし、何社にも一度に申し込みをしていたら、よっぽどお金に困っていて危ない状態と判断されてしまいます。
もしお金を貸しても、この人からは返済されない可能性があると思われてしまうのです。
・借入総額で引っ掛かる
今は総量規制が厳しく見られていますので、さまざまな消費者金融に申し込みすることで借入総額を懸念されてしまいます。
もしほかでも審査通過した場合は、総量規制の金額を超えてしまい返済ができなくなってしまうのではないかと見られてしまうんです。
消費者金融側も返済がないと、自社に影響が出ます。
そのため、審査では返済できる適正な金額の借り入れかを見られます。
・申し込みをしたのに契約に進んでいない場合
金利を気にして複数の消費者金融に申し込みをいているにもかかわらず、契約に至っていない場合も危険です。
申し込みをしているにもかかわらずそこで滞っているということは、何かあるからだと思われてしまいます。
審査の際に、個人信用情報機関はチェックするので、申し込みしている履歴はわかります。
特に事故情報がなくても、審査は不利です。
一度に複数の消費者金融に申し込みするのはやめておくのが無難でしょう。
・複数とは1ヶ月以内に3社以上が目安
複数といっても、だいたいどのくらいの消費者金融に申し込みをしたらブラックになるのかと感じる方もいるかもしれません。
目安は1ヶ月のうちに3社以上となります。
この場合は、申し込みブラックと判断されるのです。
それなら、2社であれば金利も有利に払えるように同時に申し込みしても大丈夫かと感じますが、消費者金融によっては1ヶ月のうちに2社以上をブラックとして判断しているケースもあります。
少しでも金利を安くしたい気持ちがあっても、1社に決めて申し込みするのがおすすめです。
■中小消費者金融の審査に通過しやすい人
ブラックであっても中小消費者金融の判断で、審査に通過する方もいます。
ここからは、審査を行った際に通過しやすい人にはどんな特徴があるのかご紹介します。
・安定した収入がある人
中小消費者金融の審査では、安定した収入があるかどうかはチェックされます。
安定した収入がないと返済も滞ってしまう可能性があるため、お金を貸せません。
逆に勤続年数も長く大手企業に勤めている、公務員などの安定した職業についている方は審査も通りやすいです。
・計画通りに返済ができそうな場合
借り入れする金額に対して返済金額が決まってきますが、滞りなく計画的にできそうだと感じれば審査に通過する可能性は高くなります。
借りたい金額が収入に対して無理があれば、返済は難しいとみなされて審査落ちしてしまいます。
もし今ほかでも借り入れをしていて返済が滞っているのがわかると、新しく借り入れするお金もリスクがあると思われ審査に通りにくくなります。
・借入金額が少額な場合
中小消費者金融でお金の借り入れを考えている際、10万円以下を希望している場合、ブラックでも融資可能な場合が多いです。
それほどまとまった金額ではないため、収入に対して計画的に返済すればできなくないと考えられるからです。
10万円を36ヶ月かけて返済しようと思うと、1ヶ月あたり3,000円前後で済みます。
決して返済として難しくない金額です。
・総量規制の上限を超えていない場合
どんなに中小消費者金融側でも、少しだったら貸してあげたいと思っても、総量規制の上限を超えていればアウトです。
これは高金利で借金を繰り返して経済的な困難になることを防ぐために決められた決まりなため、守らなければなりません。
総量規制の上限は、年収の3分の1です。
中小消費者金融に申し込みをしたいと思っても、計算してみたら総量規制の上限を超えている場合は難しいです。
■まずは相談することが大切
中小消費者金融に申し込みをする際に不安を抱えていたら、直接電話をして状況を話してみるのもおすすめです。
もし近くに店舗がある場合は、来店しても良いでしょう。
ほかの消費者金融にも申し込みしている場合はその旨を伝え、それでも相談に乗ってもらえるか聞いてみましょう。
ほとんどの中小消費者金融が相談可能です。
■中小消費者金融で借りるメリット
中小消費者金融だと大手よりも利息が高いのではないかなどと不安を感じている方もいるかもしれません。
実際は大手企業とそこまで変わらないので安心です。
・融通が利く
大手の消費者金融でお金の借り入れをしようと思うと、残念ながら門前払いをされてしまい終わることが多いです。
機械的にスコアで判断されてしまうため、そのまま審査落ちになります。
しかし、中小消費者金融では、状況を聞いて臨機応変にお金を貸してくれます。
すべての申し込みが通過するわけではありませんが、返済計画に問題なく安定した職業に就いていれば可能性が高いです。
・無利息期間があるケースもある
よく大手の消費者金融では初めてのお借り入れの方へ向けた無利息期間のキャンペーンを実施している場合も多いですが、同じように中小消費者金融でも行っているケースもあります。
期間内に返済できる方にとって、無利息期間がある中小消費者金融はお得です。
・最短で即日融資
お金に困っている時には、少しでも早く現金を手にしたいという気持ちが強くなるでしょう。
中小消費者金融には、最短で即日融資してくれる業者も多いです。
中には回答まで30分な場合もあり、すぐ結果がわかるのでお金を手にできた時には安心できるでしょう。
大手消費者金融に負けないスピードで融資してくれますので、すぐお金が必要な方にもおすすめです。
・利息も高すぎない
ひと昔前はグレーゾーンと言われ、29%前後利息があった時代もありますが、今は高くても20%前後しか取られません。
借り入れする金額によって変わってきますが、低ければ5%前後から7%前後の利息で済む場合もあります。
中小消費者金融で融通が利く分、利息が高すぎるようなこともありません。
■消費者金融に申し込みをする時のポイント
大手から中小企業までどの消費者金融に申し込みをする際にも、しっかりと確認しておきたい申し込みのポイントがいくつかあります。
後悔しないように、事前に確認しておきましょう。
・すべてWebサイトで完結できるかどうか
その日のうちに申し込みから審査結果を知りたい場合、Webサイトが有利です。
店舗が近く移動に問題なければ良いのですが、もし遠方にある場合交通費や時間を使って移動する時間も出てしまいます。
ホームページ上ではWeb申し込みでできそうな雰囲気を出していても、実際は店舗まで行く必要があるケースもあります。
思っていたよりも手間や時間がかかる結果になるので、すべてWebサイトで完結できそうか確認しましょう。
・一見消費者金融に見る闇金に注意
ホームページには優しそうな文章が書かれていて、一見融通聞きそうな場合でも実は闇金かもしれません。
特に金利や利息期間はしっかりと確認して申し込みをしましょう。
初めて消費者金融を利用する場合CMで大々的に宣伝されているところ以外、聞いたことがない社名ばかりで迷うかもしれません。
その場合、何か怪しさがないか確認が必要です。
・口コミも参考にする
しっかりと中小消費者金融であれば、口コミも良いです。
多くの方が利用していてさまざまな口コミが確認できれば安心できるでしょう。
自社のホームページに寄せられているものだけでなく、多くの声を総合的に判断することがコツです。
■自社の売掛金があればファクタリングがおすすめ
ブラックでも中小消費者金融に申し込みができればお金の借り入れが可能な場合もありますが、もし自社の売掛金があればファクタリングの活用がおすすめです。
消費者金融で融資してもらうと借金となります。
しかし、売掛金は自社の財産なため借金になりません。
もしファクタリングを早めにお金にできれば事業の資金繰りがどうにかなる場合は検討してみましょう。
ファクタリングの中でも二社間を利用できれば、消費者金融と同じように早ければ即日で現金にできます。
さらに、取引先にも知られません。
■まとめ
ブラックになってしまった後に資金繰りが厳しくなってしまうと、消費者金融の申し込みに通るか不安になってしまうでしょう。
万が一ブラックになっても、中小消費者金融であれば審査に通る可能性があります。
特に安定した収入があり返済計画がしっかりとしていれば、借り入れできる可能性が高いです。
自社にもし売掛金があればファクタリングもおすすめです。
借金にはならないですし、早ければ即日で現金にできオンラインで完結できるファクタリングもあります。