2022-07-27
ファクタリングの必要書類は?7つの書類と手続きの流れを紹介!
「ファクタリング利用時に必要な書類がわからない」と悩んでいませんか?
売掛債権を売却して代金を受け取るファクタリングは、国も推奨している新しい資金調達の種類の一つです。しかし、新しいサービスであるがゆえに、必要な書類がわからないと悩んでいる方は多いでしょう。
ファクタリングのサービスを提供している会社により必要書類は異なりますが、一般的に必ず必要になる書類は少なからず存在します。
そのため、契約する前に事前に必要書類を用意しておけば、よりスムーズにファクタリングを利用することができるため、早急な資金調達を実現できます。
この記事では、ファクタリング利用時の必要書類と契約の流れをわかりやすく紹介します。
運営資金が不足している方、売掛金の回収までの期間が長く資金繰りに困窮している方、金融機関からの借入が難しい方は、ぜひ最後までご覧ください。
ファクタリング利用時に必要な書類をまとめて紹介
冒頭でも説明した通り、ファクタリングは会社により求められる書類が異なります。しかし、下記の提出が求められることが多いため、事前に用意しておいて損はありません。
- 身分証明書
- 売掛債権の存在を証明できる書類
- 出入金の情報がわかる通帳
- 登記簿謄本
- 決算書
- 確定申告
- 印鑑証明書
ここからは、ファクタリング利用時に必要な書類の内容と取得先を詳しく紹介します。
身分証明書
企業でも個人事業主でも、身分証明書は必ず提出が求められる必要書類です。一般的には、下記のものが身分証明書として提出できます。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
- 保険証
顔写真が付いている運転免許証やパスポートが一般的ですが、それ以外にも最近ではマイナンバーカードでも良しとする会社が多いです。
身分証明書が求められる場面は、契約をする前の初期の段階です。
たとえば、オンラインで完結できるファクタリング会社の場合、アカウント登録時に身分証をアップロードして個人の身分を証明する必要があります。
対面式のファクタリング会社でも、契約をする前に身分証明書の提出が必須です。必ず必要になる書類なので、事前に写真を撮影しておくかコピーを用意しておきましょう。
売掛債権の存在を証明できる書類
身分証明書に続き、売掛債権の存在を証明できる書類も不可欠な必要書類です。
ファクタリングは、利用者が抱える売掛債権をファクタリング会社へ売却して代金を得る仕組みなので、その存在を証明できる売掛債権がなければ契約は締結できません。
売掛債権の存在を証明できる書類は下記の通りです。
- 請求書
- 発注書
- 納品書
- 契約書
企業でも個人事業主でも、何の契約書の記載もなく取引を行うことは普通はありません。
そのため、売掛債権があれば必ず何かしらの書類はあるはずです。実際に自社が売掛債権を抱えていることを証明できれば問題ありませんので、上記に記載したいずれかの書類を用意しましょう。
請求書、発注書、納品書などがない場合は、売掛先との基本契約書を提出することでよしとする会社もあります。
ファクタリングを利用する際には最も重要になる書類なので、あらゆる書類を事前に用意しておくことをおすすめします。
出入金の情報がわかる通帳
一般的には、直近3カ月間の出入金の情報がわかる通帳のコピーを提出する必要があります。
通帳を審査に用いる理由は、会社の財務状況や売掛先との過去の取引を確認するためです。多くの場合は、ファクタリング会社から3ヵ月から6ヵ月程度の期間を指定されます。
ファクタリング会社が最も恐れるのは売掛債権の未回収リスクなので、過去に売掛先と取引をしていることが通帳からわかれば、審査に通過する確率は極めて高くなります。
登記簿謄本
法人化している場合は、登記簿謄本の提出が求められる場合があります。
企業における登記簿謄本とは、会社の重要事項が記載されている書類のこと。嚙み砕いてわかりやすく説明すると、企業の身分証明書のようなものです。
具体的には、登記簿謄本には下記の情報が記載されています。
- 商号
- 本店所在地
- 設立年月日
- 会社の業務内容
- 資本金
- 役員に対する事項
会社を設立している方であれば誰でも法務局で取得できますし、最近はオンライン請求で取得することもできるので、入手するのに手間はかかりません。
ファクタリング利用者の法人が確実にあることを証明するための書類なので、提出を求められた時のために事前に用意しておくと後が楽になります。
決算書
ファクタリング会社によっては、決算書の提出を求められる場合も少なくありません。
決算書とは、会社の経営実態を把握するための最も重要な書類です。確定申告の際に必要なので、1年以上経営している方であれば誰もが持っているでしょう。
一般的に決算書は、下記の3種類で構成されています。
- 賃借対照表
- 損益計算書
- キャッシュフロー計算書
2社間ファクタリングの場合、売掛債権は利用者から振り込まれるため、財務状況がどうなっているかは決算書を見ながら審査を進めていきます。
その結果、あまりに財務状況が悪すぎると、売掛債権を回収できないリスクが発生するため、審査に通過しないという可能性も十分に考えられます。
確定申告
個人事業主の方がファクタリングを利用する場合は、確定申告の提出が求められます。
企業の経営実態を調査するのが決算書ですが、それの個人版が確定申告です。確定申告をみればその人の経済状況を把握できるため、未回収リスクを抑えるために提出を求められます。
しかし、こちらも個人事業主であれば必ず保有しているものなので、提出するのは決して手間がかかる作業ではありません。多めに2~4期分はコピーして用意しておきましょう。
印鑑証明書
印鑑証明書とは、実印が本物であることを証明するための公的証書です。
ファクタリングの契約を締結する際には印鑑を用意する必要がありますが、同時に印鑑証明書の提出が求められる場合があります。しかし、オンラインであればその限りではありません。
印鑑証明書は、居住エリアの役所へ行けば簡単に証明書を取得できます。役所で手続きをすればその日のうちに発行してくれるので、忘れずに用意しておきましょう。
書類はいつ出す?ファクタリングを利用する流れを紹介
上記でファクタリング利用時に必要な書類を紹介していきましたが、ここからは実際に利用する際の流れと、必要書類を提出タイミングを合わせて紹介します。
申し込み
まずは、ファクタリング会社へ「申し込み」を行います。
契約形態、手数料、手続き方法、買取可能額、実績、評判などをインターネットでチェックしたうえで、自分に合っていると感じたファクタリング会社へ問い合わせてください。
オンラインで申し込みができるファクタリング会社の場合は、この段階で身分証明書の提出が求められることが多いです。
面談で審査や見積もりが行われるファクタリング会社の場合は、申し込みはメールや電話になるのが一般的。その後、スケジュールを決めて実際に来店してから申し込みが完了します。
いずれにせよ、自分の身分を証明できなければ申し込みはできません。
必要書類の提出
申し込みが完了した後は、上記で紹介した「必要書類の提出」へと進みます。
繰り返しになりますが、必要書類はファクタリング会社により異なります。この段階ですべての書類が必要な会社もあれば、2~3種類の書類だけを求めてくる会社もあります。
オンラインで申請することができる会社の場合は、必要書類をすべて写真を撮影して該当箇所へアップロードしていくだけで完了です。
対面形式の面談が必要な会社の場合は、必要書類を持って来店しなければいけません。または、最近では郵送に対応している場合もあります。
必要書類の提出はファクタリングの見積もりを取ってもらうために不可欠なので、必ず上記で紹介した書類は事前に用意しておきましょう。
審査/見積もり
必要書類の提出が完了したら、「審査と見積もり」が開始されます。
ファクタリングは利用者から提出された書類をチェックしながら、売掛債権の存在と信用性を確認していきます。その後、見積もりが通知されます。
見積もりとは、「この売掛債権をいくらで買い取ります」という通知です。
この時に手数料も通知されます。信頼性が高く安心して買い取れる売掛債権であれば手数料は安くなりますが、少しでもリスクがあると感じれば高くなります。
必ず見積もりをチェックしたうえで、納得してから契約を締結するようにしましょう。
入金
見積もりに納得して契約が締結されたら、買取代金が「入金」されます。
オンラインで申し込みから入金までのすべてが完了するファクタリング会社の場合は、最短2時間程で入金が完了します。
必要書類が少ないおすすめのファクタリング会社を紹介
身分証明書、売掛債権を証明する書類の数々、決算書など…ファクタリングを契約する際に事前に用意すべき書類は決して少なくありません。
「必要書類が少ないファクタリング会社を選びたい」
「書類を集めている時間がないからすぐに入金される会社を選びたい」
このような悩みを抱えている方は、最短2時間で入金ができるオンライン完結型の『QuQuMo』のご利用をご検討ください。
QuQuMoでは、本来ファクタリングをするのに必要な面倒な書類集めが一切不要。必要書類はたったの2点だけです。
- 請求書
- 通帳
売掛債権と通帳さえあれば企業だけではなく個人事業主の方でも気軽に利用できるため、面倒な手間を削減することができます。
必要書類が少ないファクタリング会社を探している方は、ぜひともご利用ください。
まとめ
ファクタリング利用時に必要な書類をまとめて紹介していきました。
さまざまな書類が必要なファクタリングですが、会社により必須の書類は異なります。しかし、最低限必ず用意すべき書類はありますので、手続きを簡略化するためにも利用を検討している方は事前に用意しておくことをおすすめします。
自宅にいながら気軽にファクタリングを行える『QuQuMo』は、必要書類がたったの2点だけなので誰でもすぐに利用できます。
書類を集めるのが煩わしいと感じている方は、ぜひQuQuMoへご相談ください。